
PolygonとMATICってロゴが同じなんだけど、別物なの??

結論、同じものと思って大丈夫ですが、この記事では背景を解説しますね!
仮想通貨ポリゴン(Polygon/POL)とは?
ポリゴン(=Polygon/POL)は、イーサリアムが抱えているシステム上の課題(=スケーラビリティ問題)を解決すべく開発された「ポリゴン(Polygon)」というプロジェクトで使われるトークンです。
イーサリアムの拡張を目的としたレイヤー2ソリューション
取引が早く手数料(ガス代)も低い
PoSシステムを採用し、環境にやさしい
イーサリアムの拡張を目的としたレイヤー2ソリューション
レイヤー2とは、本線となるイーサリアムのブロックチェーン(レイヤー1)に対し、複線の役を担うことを指します。取引の処理をポリゴン側で行い、処理結果を本線のイーサリアムブロックチェーンに記録する、というような動作をします。
その結果、イーサリアム側に影響を与えることなくポリゴン側で処理を行えるため、スケーラビリティ問題への解決につなげられるのです。
取引が早く手数料(ガス代)も低い
POL(ポリゴン) | ETH(イーサリアム) | |
---|---|---|
1回送金 | 数円程度 | 数千円 |
1秒あたり処理件数 | 最大65,000件 | 約15件 |
ETH(イーサリアム)では1回の送金に数千円がかかることがあり、特に混雑時にはその額がさらに高騰することもあります。これはユーザーにとって大きな負担となり、日常的な取引においては利用しにくくなる要因となっています。
一方、POL(ポリゴン)ではその手数料は数円程度で済むため、少額の取引にも十分対応できる価格帯となっています。この手数料の低さは、POL(ポリゴン)が提供するスケーラビリティの向上によるものです。
また、ETH(イーサリアム)では1秒あたりの処理速度が約15件に対して、POL(ポリゴン)では1秒あたり最大6万5千件のトランザクションを処理可能です。この圧倒的な速度の向上が、手数料の低さを実現しています。
PoSシステムを採用し、環境にやさしい
POL(ポリゴン)では、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)と呼ばれる取引承認方式を採用しています。
ビットコインなどのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)による取引承認方式は「マイニング」によって電力消費量が大きいため環境負荷が高いのです。
一方PoSでは、暗号資産を多く持っている人ほど、取引を承認する権限を得やすく、保有量に応じた報酬が支払われる仕組みです。
このため、PoWと比較して電力消費量が圧倒的に少ないため、環境負荷が低いといえます。
「MATIC」は旧トークン名、2024年9月に新トークン名「POL」に
Polygonは開発当初のプロジェクト名はMatic Networkでしたが、2021年2月にリブランディングされ、ポリゴンへと名称が変更されました。
そのため、Maticと呼ばれる期間もありましたが、さらに2024年9月の名称変更でPOLと呼ばれるようになりました。
POL(MATIC)の購入方法
POLの購入方法はいくつかありますが、BITPOINTでの購入がオススメです。